Neu 1 / Neu

Neu 1

Neu 1 / Neu

Artist:Neu
Label:Astralwerks
発売日:2001-05-29

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カスタマーレビュー

Hallogalloを聴くしかないでしょ

この曲のオリジナリティについては、なんとなく似ている後世のトランスやインダストリアルが束になっても全く適わないです。突然変異的な大傑作だと思います。

クラフトワークから去った二人組みの傑作

おそらくにしてジャーマンロックという枠組みでこのあたりのバンドを見るのであるならば避けては通れないバンドクラフトワークから生まれでた、これまた避けては通れないグループ、NEU。
この作品は本当に何かエネルギーに満ちています。クラフトワークよりはファウストよりなサウンドで、捻くれている感情が露です。6曲目など、枯れたような声で無理やり歌っており、聞いててどうしてもあまりの馬鹿馬鹿しさに笑いが漏れてしまうほど。とはいえ、ロックのダイナミズムもあり、ギターの使い方も本当に斬新でかっこいいです。CANやFaustが好きであるのなら、絶対に聞いて損はしません。

ロックな現代アートの草分け

「あいつらはブルジョワだから」とクラフトワークを去ったK.デインガーがM.ローターと組んだノイの音楽には、少々スノッブなクラフトワークの音楽とは角度の違う”人間味のあるロック”が基本にあると感じる。そのデインガーがドラムを叩くからかもしれないが、この作品でのロックのリズムを半ば強制的に反復する手法は、後のS.ピストルズに通じるパンク的批評精神の草分けだろう。ロックなんだけど、どっか醒めてロックをみている音。それがDJ諸氏への神通力となったとみた。スカスカだが濃密。偶然までコントロールしてて、一種東洋的でもある。Radioheadなんかもネタにしてるスタジオ処理に注目。ノイは最初のこれ一枚でいい。CDレヴューでこういうのは何ですが、次はアナログも買って聴いてほしい。全然ちゃいまっせ。聴けば解ります。

ノイの最高傑作、ここから始まる!

今だに聴いているが、この作品がベスト。最初の音が鳴った瞬間に感じる名状し難い「新しさ」がこのアルバムにはある。タンジェリンやクラフトワークを初めて聴いて時の戦慄とは全く異なる性質のものがここにはある。そしてこのアルバムがすべての始まり。ノイの2、3枚目、ハルモニア、ラ・デュッセルドルフももちろん良いが、この作品の持つコンセプトやスタイルの過激さは後のアルバムほど薄れていくか、自己模倣を繰り返しである。ノイをまだ聴いたことがないという、不幸な人がもしいたら、この作品から聴いていただきたい。

役割か浸蝕の跡か

ドイツのバンド、ノイ!が1972年に発表したデビューアルバムです。バンド名はドイツ語で新しいという意味だが、ここに収録されている
代表曲「Hallogallo/ハロガロ」を聴けば納得だろう。クラウス・ディンガーの美的センス。。この叩きっぷり。。
所謂ところのハンマー・ビートってやつさ。この無機質な反復にトリップ。よくロックを分解して再構築したみたいな言われ方をするけども、
もっと感性的で楽しいよ。なにより華やかなんだ。ちょっとしたメイクアップ。しかし当然その完成形にして再成形にいたる過程はとても
クールなもの。サディスティックなまでの観察。かっこいい人。
そして浮き上がるエレクトロニック、逆にフォルムを重ねるギターにベース。一見無造作、でも実際には慎重に考え抜かれ緊張に満ちているの。
だからあれなんだね。三次元的な大仰さはないの。質感にしても奥行きにしてもどこか二次元的。そこが新しい。新しい次元の創造。
まああれだね。そのリアリティが生きる流れってのはむしろ音楽よりも他のものに当て嵌めてみた方がしっくりきたりするんだなあ。
ほらあれだよ。みんなが大好きなあれだよ。
しかしもう追い越してるんだ。今では二次をせっせと三次にしてるんだから。いそがしいなあ。しかしそもそもが生きてるんだけどね。二次も。
変換する面白さもあるから、屋上屋だなんては言えないけども。実にエコだ。僕はエロの方が好きだけど。
しかし実際、モニュメンタルなスケールと親密な空気を併せもつわけだから一石二鳥ではあるんだ。
そうそう話がズレたようだけど、一石二鳥と言えばさ、次作の『NEU! 2』(1973年)では何が面白いって、はやすぎたリミックスが面白い。
回したり、傾けたり、バリエーションの面白さに不意打ちされる。そして次々作の『NEU! 75』(1975年)ではさ、まさかの二重人格。
環境音楽のままいくと思わせて一気にパンクへ。こんなに面白い裏表は。。興味ある方はぜひ楽しんでみて下さいね。

不思議な明るさと疾走感

1. Hallogallo:10分08秒にわたる曲。単調なビート、単調な反復リフ、眠気を誘う浮遊するキーボードの組み合わせで、夢幻の虹の下ボク等を乗せた列車は地平線を目指してどこまでも疾走するのでした、とでもいうような雰囲気の、確かに不思議な明るさと心地よさと疾走感があり、素晴らしい。単調な反復に時折キュートなメロディを載せて飽きさせない手法、という意味では、後のダブ・ミュージック(の一部)にもよく似ている。
2 . Sonderangebot:ビート抜きでひたすら夢幻のアンビエント、4分51秒。個人的な感想ですが、このアルバムは1曲目だけで充分価値があり、2曲目以降はどうでもいいと思う。
3 . Weissensee:定型的なプログレのイントロによくあるようなドラマチックな予兆がひたすら続く 6分47秒。悪くはない。
4 . Im Gl'ck:水音(?)で始まる環境アンビエント(?)。6分53秒。
5 . Negativland:おもしろいタイトルですね。9分47秒。ホラー映画みたいな導入部にジェット機みたいな轟音がかぶさり、やがてゆったりしたドラム(かリズムボックスか知らないが)が始まる。タイトル通りネガティブな雰囲気だが、ちょっと1曲目に通じる気持ちよさ。中盤で中途半端と言うかなんというのか、奇妙な転調を挟み、終盤はちょっとロック。Can の未発表曲だと言って聴かされたら完全に信じてしまいそうだ。
6 . Lieber Honig:アルバム中唯一のボーカル入りの曲だが、当方の教養不足のため説明不能。レジデンツみたいと言うか、アングラ演劇みたいとでも言うか、奇妙に捻れた7分19秒。

鬱屈をぶっとばせ!

とにかく明るい。それでいて、うまみがある。
本作はノイ!のデビュー・アルバムであり、同時に、ジャーマン・ロックの分岐点でもある。あのカンですら、「なんだか暗い」感じがあった、ドイツのロックの背骨に、大打撃を喰らわせた一撃、これがそうだ。
実験的であり、それでいて、まったく難解ではない。本作の信奉者は大勢いる。レディオヘッド、デペッシュ・モード、プライマル・スクリーム、そしてブライアン・イーノ!ドイツどころじゃない、世界中のロックンロールにぶつけた一撃なのだ。
こいつを聞かずしてロックを語るな。私は大声でそう言いたい。とにかく聴け!!!!!

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