Murmur / R.E.M.

Murmur

Murmur / R.E.M.

Artist:R.E.M.
Label:A&M
発売日:1990-10-25

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カスタマーレビュー

特別なアルバム

 一生に聞く音楽の中で、自分にとって本当に大切だと思えるレコードはそういくつもないはず。そんな数少ない中のひとつに挙げられるのが、私にとってはこのアルバムです。
 キラキラとした豊かな音色とエッジのきいたカッティングを巧みに使い分けて飽きさせないギター、タイトにはじけるドラム、想像力さえ感じさせる独特のベースライン。そして、つぶやくように、時に自信なさげに歌いながらも、知性に裏付けられた勇敢さを感じさせるマイケル・スタイプのヴォーカル。
 青年期の心の揺らぎをスナップショットのように、それこそ曖昧になることを恐れずに曖昧なまま表現すること。それまで誰もやったことがなかった。
ちょうど、ピンぼけな写真が妙なリアリティを感じさせるように。
 曲はバラ!エティーに富んでいて、パンク、フォーク、サイケデリックなどがゴッタ煮のようになっている。ポップも感じさせるし、へヴィーなロックも感じさせる。「名盤」と言い切ってホコリをかぶせてしまうには余りにもったいない、生命力にあふれた不思議なアルバムです。

時代の流れを引き付ける威力を持ったアルバム

このアルバムをほぼリアルタイムで聴いて驚かなかった人間はあまりいないであろう。
「おい!おい!これがアメリカのバンドかよ!?」
当時、ガレージっぽいギターサウンドはイギリスの専売特許だった。それに加えて、R.E.Mは誰とも違っていた。どこかで聴いたサウンドなんだけど、過去の誰から影響を受けたのかもよく解らなかった。それくらい完成していた。
1「Radio Free Europe」は私的80年代アメリカ・インディー・ベスト3のひとつ。このほか、4「Talk About The Passion」、6「Perfect Circle」といい曲目白押しである。
正直なところ、ワーナーに移籍してから彼らの「誰でもない」という魅力は失われてしまった気がする。デビューアルバムでもある本作は当時の彼らにしか出せなかった輝かしい魅力であふれている。

Perfect Circle

Perfect Circleを聴くと何故か涙が出てしまう。歌詞は意味不明だが、心の深い部分に訴える何かがあるんだろうな。REMの魅力を言葉にするのは非常に困難な作業だが、このアルバムはREMのそういった不思議な魅力が何の加工もされずに詰まっている。

REMデビュー!

デビューEP、クロニックタウン(デッドレターオフィスに全曲収録。)でも高い評価を得た彼らのファーストアルバムが、本作です。このアルバムですでに、REMとしか呼べないようなサウンドを確立しているのはさすがです。アコースティックな音を基調としながらも、スタジオでいろいろな音が試され、
結果、不思議(としか形容できないような)音を創り出しています。ほとんどの曲が、バース、バース、コーラスという構成ながらも、典型的な曲展開を避けるように進行して行くメロディー。この微妙さこそが、REM最大の魅力だと個人的には思っています。そんな彼らの音楽をすることの喜びが、このアルバムには溢れていると思います。ホントにいつまでもみずみずしいアルバムです!

追い風に乗った出色のデビュー作

ミニアルバム”Chronic Town”に続くフルサイズでのデビュー作。オピニオンリーダーでも「世界で最も重要なロックバンド」でもない新進ギターバンドだったこの頃の音が最もユニークで純粋な喜びに満ちているように思える。天邪鬼な彼らにしては珍しく売れ線の1が巻頭を飾る。バラード4や”Perfect Circle”は歌詞がはっきりわからないもののブレイク後にはない透明感や焦がれるような郷愁を帯びたいい曲だ。ガーゴイル?の写真が印象的だったミニアルバム収録曲の小気味の良いビートを引き継ぐ8、止まったかと思ったら突っ走ったり転んだりと七変化の9は収録中最もファニーで彼らならではの個性がうまく出ている。
12弦ギターによるコードカッティング、アルペジオの心地よい響きの中で、スタイプの朦朧とした中にも凛とした力が感じられるボーカルにさらに靄のようなコーラスが折り重なった瞬間、これら初期REMの音楽が完成した。ひねりのある曲構成を支えるリズムも面白い。デビューから追い続けているバンドだが、代表作としての資格も充分だし個人的に”Green”と並んで好きな作品なので是非お奨めしたい。

歴史の始まり。

1983年にリリースされたデビュー・フル・アルバムです。この頃からライヴを活発化した彼らは「Police」等の前座でツアーを回り、知名度を上げていきます。そして既に人気者となっていた彼らは、インディ・レーベルからのデビューとしては信じられない位の評価を受け、「Rolling Stone」誌の評論家による「ベスト・オブ・ザ・イヤー」に選ばれる事となります。デビュー・シングル「Radio Free Europe」のニュー・テイクを収録し、シングル・カットするや一気にカレッジ・チャートを駆け上り、UKでも「Talk About The Passion」がシングル・カットされ、インディ・チャートの上位にランキングされました。フォーク・タッチのアコースティック・ギターを中心としたサウンド、Punkに影響を受けたザラついたサウンドながらも、ルーツ的なスタイルを忘れないサウンドと、Michael Stipeのテキサスなまりの強いヴォーカル・スタイルは、好き嫌いが分かれるものと思いきや、大きな支持を受けることとなります。アメリカン・インディ・ロックの先駆けとして、非常に重要なアルバムであることは間違いないですね。既に名盤の誉れ高い作品!

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